赤ちゃんとの外出はいつから?注意点も解説

赤ちゃんとの外出はいつから?注意点も解説

きれいな景色を見せてあげたい、祖父母に会わせてあげたい。ようやく生まれた我が子との外出を、パパやママは心待ちにしているのではないでしょうか。では、赤ちゃんはどれくらいの時期から外出が可能になるのでしょうか。本コラムでは、赤ちゃんと外出できるようになる時期や、外出する際の注意点などを紹介していきます。

赤ちゃんの外出は、生後28日未満、つまり新生児の時期は避けたほうがいいと言われています。原則として、1か月検診を済ますまでは外出を避けるようにしましょう。なぜなら新生児の時期は特に免疫力が弱く、外に出ることで様々な感染症のリスクにさらされるからです。体温調整も未熟であるため、新生児の外出は大きな負担となります。

1か月検診を終えても、いきなり長時間出かけるのでは危険です。まずは家の庭やベランダで、短時間の外気浴から始めます。少しずつ時間を伸ばしていき、問題なければ約5~10分程度の外出をしてみましょう。家の周りを散歩するなど、近い距離での移動に留めます。

赤ちゃんも次第に外の世界に慣れてきます。とはいえ、まだまだデリケートな時期です。長時間の外出や人混みは赤ちゃんの負担になると共に、体調を崩してしまうことになりかねません。広い公園や静かな場所など、人と距離をとれる場所で、ゆっくりと過ごします。その際も、赤ちゃんの体調を注意深く確認してあげることが大切です。

出かける時間帯にも注意を払う必要があります。普段ご飯を食べたりお昼寝をしたりしている時間に連れ出すと、生活リズムを崩してしまうかもしれません。出かける際は、合間の時間を選んであげましょう。また、夏場は気温の上がる時間を避ける、冬場は日が出て暖かい時間に出かけることも大切です。体温調節機能が未熟なため、熱中症のリスクもあります。常に赤ちゃんの様子を気にかけながらお出かけしてください。

本コラムでは、赤ちゃんはいつから外出できるのか、外出する際の注意点について解説しました。成長や体調にあわせながら、負担にならないようにお出かけすることが大切です。様子を見ながらゆっくり焦らずに、赤ちゃんとの外出を楽しみましょう。